
名物の「シロノワール」とコーヒー
長野駅東口の公園内に2月26日、人気の喫茶店「コメダ珈琲」がオープンします。店の利益の一部を公園の維持管理に充てる制度を活用した市内初の取り組で、市も期待を寄せています。

東口公園の東側の一角に建つ「コメダ珈琲」
26日にオープンする長野市内2店舗目の「コメダ珈琲」。モーニングの本場・名古屋発祥の喫茶店で、デニッシュ生地のパンの上にソフトクリームを乗せた「シロノワール」が名物です。
店がある場所は…
(記者リポート)
「26日にオープンするコメダ珈琲。遊具などがある長野駅前に近い公園の一角にできました」
店舗が建てられたのは、長野駅東口公園の東側の一角。隣には、およそ30台の駐車場もあります。

長野市・荻原健司市長
25日は、関係者向けに店内も公開されました。大きな窓がある開放的なつくりで、公園に訪れる子ども連れの利用も見込んで、通常の店舗より4人席を多くしているということです。
長野市の荻原健司市長もコーヒーを味わいました。
長野市・荻原健司市長:
「おいしい」

「Park-PFI」制度
公園内への出店は、市が公募して実現しました。
長野市・荻原健司市長:
「市民の誰もが親しめる公園を目指している」
市が活用したのが「Park-PFI」制度。公園の敷地の一部を民間事業者に貸し出す代わりに、利益の一部を公園の維持管理費に充てる仕組みで、市の財政負担軽減にもつながります。
コメダ珈琲 長野駅東口公園店・田中圭介店長:
「きれいな公園を使い、コメダ珈琲の事業で客に喜んで来てもらい、公園の維持管理の助けになればいい」

「コメダ珈琲 長野駅東口公園店」
公園の利用者は…
利用者(60代):
「駅から近くて駅から歩いて待ち合わせるのにいいかな」
利用者(70代):
「喜んでいます。(飲食店が)この辺にあまりないので楽しみにしていました」
東口公園内の「コメダ珈琲」は、26日午前7時にオープンします。