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待望!フンボルトペンギンのひな2羽が誕生 長野市の城山動物園で4年ぶり 親も初の子育て、特にお父さんが奮闘中

フンボルトペンギンのひな(城山動物園 長野市)

待望のひなです。長野市の城山動物園で4年ぶりにフンボルトペンギンのひな2羽が誕生しました。親も初の子育て、特にお父さんが奮闘中です。

長野市の城山動物園。こちらはペンギン舎です。フンボルトペンギンのお腹の下をよく見ると、2羽のひながいました。4年ぶりに誕生した待望のひなです。

2羽は先月15日と18日に生まれました。当初は100グラムほどでしたが、親鳥からエサをもらってすくすくと育ち、およそ1カ月でそれぞれ1.3キロと600グラムに成長しました。

すでに性格の違いも出てきたようでー

城山動物園 飼育員・関口菜々美さん:
「大きい方の子はやんちゃ盛り、小さい方の子は、わりかしおっとり」

お父さんは「サン」。お母さんは「ピヨヨン」。互いに初めての子育てです。

フンボルトペンギンは基本的に親鳥が交代で卵と雛ひなを温めます。

育児の割合はそれぞれの番によって違いますが、「サン」と「ピヨヨン」はー

城山動物園 飼育員・関口菜々美さん:
「お父さん7割、お母さん3割ぐらいの感じで交代で子育てしている。お父さんが結構ぐいぐい行くタイプの子なので、子育てももしかしたら積極的なのかな。お母さんは割と自由人というか、みんなが一緒に固まっていてもフラフラ歩いているような性格の子」

「サン」が特に積極的です。実際、取材した時も「ピヨヨン」がひなの世話を交代しようと巣の前に立ちましたが、「サン」は交代せずにずっと温め続けていました。

さて、動物園によりますと、今はまだ、ひなをじっくりと見るのは難しいということですが、毎日午後1時半に実施している体重測定の時はチャンスだということです。

今後、血液検査で性別が分かり次第、名前を公募する予定です。

城山動物園 飼育員・関口菜々美さん:
「今、お父さんお母さん一緒に子育て頑張っている時期なので、ひなだけというよりはお父さん、お母さんが頑張っている姿も合わせて見てもらえるとうれしい」

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長野放送ニュース

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