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28年の任期に幕 善光寺大本願のトップ・鷹司誓玉上人(95)退任へ「そろそろ新しい方に」 後任は川名観恵副住職(85)

鷹司誓玉上人

善光寺大本願のトップ・鷹司誓玉上人の退任が決まりました。現在、95歳。4月8日で28年の任期に幕を閉じます。

善光寺大本願の第121世鷹司誓玉上人。1997年、一条智光上人の後継として就任し、28年を務めました。

慶應義塾大学を卒業後、善光寺に入山し、以来70年。時代が変化するなか平和を祈り続けました。

7年目に1度行われる「御開帳」。浄土宗を束ねる大本願のトップとして5回を担いました。

6年前には、平成最後の「節分会」を前に新時代への願いもー

鷹司誓玉上人:
「新天皇の時代になりますから。『平成』という良い年号がございましたので、その気持ちを受け継いでまいりたい」

7期目の任期が満了にあわせ「そろそろ新しい方に」と退任を申し出た鷹司上人「残りの任期は僅かでございますが、これまでどおり精進してまいりたい」とコメントを出しました。

浄土宗宗務庁は17日、青山善光寺の住職を務める川名観恵副住職(85)を後任に決めました。

鷹司上人の任期は4月8日まで。退任後も「名誉法主」として大本願にとどまります。

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長野放送ニュース

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