
工事のために組まれた足場 右・「不落石お守り」(画像を加工)
まもなく高校受験、長野市の中学生に「お守り」が配られました。その名も「不落石お守り」。上信越道で進められている岩の撤去作業で回収した石が使われています。
この岩が過去、一度も崩れず「落ちなかった」ことにあやかっています。
贈呈:
「頑張ってくだい」
「ありがとうございます」
ネクスコ東日本長野工事事務所が信大附属長野中学校の3年生200人に贈ったのは受験のお守り。小さな石が入っていて、「不落石お守り」と呼んでいます。
現在、群馬県安中市の上信越道の北野牧トンネル上部で岩の塊・岩塊を撤去する工事を進められています。工事のために組まれた足場は「要塞のようだ」と注目されています。
お守りに使われているのはこの岩塊を砕いた石。トンネルが完成してからおよそ30年、岩塊が一度も崩れず「落ちなかった」ことにあやかっています。
「不落石お守り」を配られた受験生はー
受験生:
「普通のお守りとは違くて、ご利益ありそう。大切に受験会場に持っていきたい」
「この長い間、落ちなかった石のご利益にあやかり残り1カ月、頑張りたい」
「不落石お守り」は横川SAでも3月中旬まで無料配布しています。