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「声を武器にして」 拉致問題考える集い 横田めぐみさんの弟・拓也さんが訴え 「特定失踪者」の妹「兄と父を再会させたい」

拉致被害者家族連絡会代表の横田拓也さん

長野市で1日、北朝鮮による拉致問題を考える集いが開かれ、横田めぐみさんの弟、拓也さんが「声を武器にして問題を解決していきたい」などと訴えました。

「集い」は県と政府の拉致問題対策本部の主催で、県内初開催となりました。

横田めぐみさんの弟で、拉致被害者家族連絡会代表の横田拓也さんは早期の問題解決を訴えました。

横田拓也さん:
「一方的な暴力で自由に堂々とこの主権国家に入ってきて奪い去ったまま、47年間が過ぎている。こんなことを私たちが良しとしていいわけがない。声を武器にして、民主主義は絶対負けないんだということを私たちの手で取り戻したい」




「特定失踪者」高野清文さん(当時19歳)

拉致の可能性がある「特定失踪者」となっている塩尻市出身の高野清文さん(48年前・当時19歳)の妹・美幸さんも登壇し、拉致問題を「自分のこと」として考えてほしいと訴えました。

「集い」で訴える高野さんの妹・美幸さん

高野美幸さん:
「最大の願いは兄に会いたい、兄と父を再会させたい」「長野県の皆さんに他人事ではない、身近に感じて関心を持ち続けてほしい」

集いには約120人が参加しました。

参加者(松本市から):
「(拉致問題を)自分のこととして考えていけたらと思う」

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長野放送ニュース

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