YouTube X Instagram

「大寒じゃなくて大暖」3月中旬~下旬並みの暖かさ 「御神渡り」の観察 湖面の薄氷はほとんど解け…宮司「残り勝負の2週間」と期待

八剣神社・宮坂清 宮司

1月20日は二十四節気の「大寒」1年で最も寒い時期なんですが、長野県内ほとんどの地点で3月中旬~下旬並みの暖かさでした。平地では日中10℃を超え、全く寒くない「大寒」となりました。

諏訪湖に集まった人:
「月がそこに、水面に映ってる」

「御神渡り」の観察が続く諏訪湖。20日の最低気温は3月並みの氷点下0.4℃。集まった宮司や総代は思わず。

諏訪湖に集まった人:
「大暖(だいだん)大寒じゃなくて大暖」

寒気が北に後退して寒さが緩み、湖面に張っていた薄氷はほとんど解けました。

八剣神社・宮坂清 宮司:
「大寒ってこうだった?と思うくらい、ここ数日なんかおかしい。残り勝負の2週間、節分、立春に向けて少なからぬ期待を持ちながら」

日中も気温が上がりました。平地は軒並み10℃を超え、飯田は12.5℃。平年を5℃~7℃以上上回る3月中旬から下旬並みの暖かさです。

東京から:
「コートがいらなくなって、荷物になっちゃってます。なんなら春の始まりなのかなって」

滋賀から:
「暑いですよね、若干。ダウン着てると」

春を思わせるような暖かさは21日以降も続きそうです。

岸本気象予報士、この先の気温傾向を教えてください。

岸本慎太郎気象予報士:
「この先24日金曜日にかけて、きょうのように暖かい日が続きます。最高気温、最低気温ともに2月下旬から3月並みのところが多いでしょう。日差しも届いて過ごしやすくなりますが、この時期の高温は注意が必要です。
気温が上がりますので、積雪の多い地域ではなだれや落雪などの被害に十分注意が必要です。また、雪下ろし中に事故にあわないよう、装備などはしっかりと確認するようにしてください」

  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース

あなたにおすすめ