
「お種銭」
長野市の西宮神社で新春恒例の「初えびす」が行われ、商売繁盛のご利益があるとされる「お種銭」を受け取りに、多くの参拝客が訪れました。
長野市の西宮神社で20日までの2日間行われた「初えびす」。
巫女:
「お種銭、100円玉が中に入っおります。商売繁盛に役立つ」
参拝客のお目当てが「お種銭」です。商売の神様「えびす様」の魂が込められた100円玉のことで、これを手元に商売に励むとご利益があるとされ、翌年に倍以上にして返すのが習わしです。
20日朝も続々と参拝客が訪れ、1年の商売繁盛を願って「お種銭」を受け取っていました。
イチゴ農家(前橋から):
「頂いてから商売繁盛うまくいっていますので、ありがたく思っています」
大工(長野市から):
「(借りてから)いいお客さんに出会ってます。みんなが平和でよい家を造れるように」
会社員(長野市から):
「(物価が)落ち着いてもらいたい、これ以上上がってほしくない。多少なりとも増えればいいかな、お種銭にお力を借りて」
西宮神社によりますと、用意した6000体のお種銭は、昼頃までにすべてなくなったということです。