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「さびしい」「思い出が」イトーヨーカドー南松本店が“最後の営業日” 閉店を惜しむ客で長い列 1998年のオープンから26年余り、総合スーパーとして営業

イトーヨーカドー南松本店

イトーヨーカドー南松本店(長野県松本市)が最後の営業日を迎えました。松本市内では3月までに、さらに2つの大型商業施設が閉店する予定で、街のにぎわいにも影響しそうです。

午前10時のオープンを前にイトーヨーカドー南松本店には閉店を惜しむ客の長い列ができました。

高校生:
「とても寂しいです。きょうは懐かしいなと思いながら、寂しい思いをしながら見ようと思います」

1998年のオープンから26年余り、総合スーパーとして営業してきましたが、イオンモールの進出やネット通販の普及などで消費行動は大きく変化。

親会社のセブン&アイ・ホールディングスが店舗を首都圏に集約することになり、2月までに閉める33店に南松本とアリオ上田も含まれました。「イトーヨーカドー」は県内から完全に姿を消すことになります。

客はー

親子連れで来店:
「キャリーバッグと、イチゴとか安かったので買ってきました。子どもの洋服買ったりとか、小さい時から母に連れてきた所でもあったので、寂しいですね」

夫婦で来店:
「やっぱり寂しいですね、買い物するのにちょうどよかったので、いろんな思い出があるので。(今後)どうなるんだか、ちょっと心配な感じ、さびれてきちゃうんじゃないかと」

19日に閉店するアリオ上田は、食品スーパー「ロピア」が引き継ぎますが、南松本店の後利用は決まっていません。

松本の中心市街地では2月末にパルコ、3月末に井上百貨店が閉店しますが、跡地の活用はいずれも明らかになっていません。

客:
「変わるってことなんですかね。やっぱりにぎわいと活性化があるといいと思います」

大型店の相次ぐ閉店は、今後の街づくりの大きな課題となっています。

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長野放送ニュース

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