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「予兆なく、左半身ビリビリ」“脳卒中”で麻痺残る 入院、リハビリ中の市長が発症後はじめて議会に出席 年明けの完全復帰を目指す

佐久市・柳田市長

脳卒中を患い入院中の長野県佐久市の柳田市長が発症後、初めて市議会に出席しました。引き続きリモート勤務が中心ですがリハビリを続け、年明けの復帰を目指すということです。

杖をついて議場に現れた柳田清二市長。9月に、公務中に脳卒中を発症し、左半身に麻痺が残ったため、入院しながらリハビリを続けています。

10月には、NBSの取材に病院から発祥時の様子を語りました。

柳田清二市長:
「私が発症したのは9月14日。予兆というのはあまり感じなかったんです。ビリビリした感覚が左半身に出ました。これが聞いてた脳のトラブルなんだろうなと」

当初は車椅子でしたが、現在は歩行をサポートする器具を左脚に着けて歩けるようになりました。発症後初めてとなる25日の12月市議会の開会あいさつは座ったまま行いました。

柳田清二市長:
「言語機能や思考、判断などの機能には全く影響がなく、職員との意思疎通は、電話やメール、リモート等により随時行うことが可能で、入院中の職務代理者はおかず、市政運営に当たっている」

佐久市によりますと、議会出席は25日の1日で、12月20日までの会期中、副市長などが答弁します。

週2回のリモートでの打ち合わせと月2回ほどの登庁を続け、年明けの完全復帰を目指します。

柳田清二市長:
「重責を担う身として、自分のあらん限りの力を尽くして、復帰に向けて力を尽くしたい。必ず復帰します」

なお、柳田氏は現在4期目で、2025年4月に行われる市長選については閉会後の取材に「熟慮の途中」と述べました。

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長野放送ニュース

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