【大雨情報】台風から変わった温帯低気圧の影響で大気不安定　雷伴った激しい雨に　長野県内は22日未明から夕方にかけて土砂災害や浸水被害に注意を　

雨の予想

長野地方気象台によりますと、長野県内は前線の影響で、22日は雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みで、未明から夕方にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼び掛けています。

台風14号から変わった温帯低気圧が前線を伴って日本海沿岸を東北東へ進む影響で、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。このため、南部や県の西側の地域を中心に大雨となる所があり、気圧の傾きが大きくなるため、風も強まる見込みです。

■雨の予想
県内では22日未明から昼過ぎにかけて、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。前線の活動の程度によっては警報級の大雨となる可能性があります。

22日に予想される１時間降水量（多い所で）
　　北部　30ミリ
　　中部　30ミリ
　　南部　40ミリ
21日午後6時から予想される24時間降水量（多い所で）
　　北部　　80ミリ
　　中部　　80ミリ
　　南部　120ミリ

■風の予想
22日未明から夕方は、やや強い風が吹くでしょう。中部では、22日朝から昼前にかけて、南寄りの注意報級の風の吹く所がある見込みです。

22日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
　　北部　10メートル　（20メートル）
　　中部　13メートル　（25メートル）
　　南部　10メートル　（20メートル）


県内では22日未明から夕方にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。落雷、竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。また、やや強い風が吹くおそれがあります。強風による果実の落果など農作物や農業施設の管理にも注意してください。