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【南海トラフ】「巨大地震注意」の中…いつもと違うお盆休み「車に非常用の水をたくさん積んできました」 受け入れ側も食料や水の備蓄に避難経路確認

千畳敷

8月8日に初の南海トラフ地震臨時情報として「巨大地震注意」が出される中、迎えた今回の連休。長野県内の観光地は賑わいを見せる一方、訪れる人も迎える側もいざという時を気にかけています。

標高2640メートルの雲上の別天地「中央アルプス千畳敷カール」。

駒ヶ岳ロープウェイで7分余りの空中散歩で着くことが出来、「山の日」の祝日の11日は朝から大勢の登山者や観光客が氷河が削って作った雄大な景色を楽しんでいました。

東京から:
「とても良い山。来てよかったです」

愛知から:
「良い写真が撮れました」

8月8日に初の南海トラフ地震臨時情報として「巨大地震注意」が出され、15日頃まではいざという時への備えが呼びかけられています。

車で遠出するにあたって対策を取ったという人もいました。

京都から:
「旅行用に非常用の水だけは家からたくさん持ってきています。あとは楽しもうと」

長野県内では千畳敷周辺を含む中南部の34市町村が震度6弱以上が予想される「地震防災対策推進地域」に指定されています。

千畳敷で唯一のホテルでは、臨時情報を受けて避難誘導の手順などをあらためて確認して連休を迎えました。

ホテル千畳敷の支配人:
「水を60トンとおにぎり1000個分の米はホテルに蓄えています。ここは登山者などが避難される場所だと思っているので、日頃からしていることを確認して備えることが重要だと思っています」

こちらは富士見町の「八ヶ岳アルパカ牧場」。

記念撮影や餌やり体験ができる「ふれあい広場」などが人気を集めています。

子どもたち:
「ふさふさしてる」「気持ちいい」

愛知から:
「断念しようかとも思ったけど旅館を2軒取っててキャンセルするのが勿体ないと決死の覚悟で来ました」

牧場でも備えを確認しています。

責任者:
「すぐ避難できるような場所を設定しています。また隣に広い牧草地もあるので何かあったらすぐに逃げられるようにしています」

「ひょっとしたら」と意識をしながらのいつもと違う連休です。

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長野放送ニュース

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