
爆心地から2kmの自宅で被爆した今井和子さん
広島に原爆が投下されて8月6日で79年。長野県内でも「核兵器のない未来」を訴える集会が開かれました。
原爆投下の時刻午前8時15分、長野市の会場などで約50人が黙とうをささげました。
爆心地から2キロの自宅で被爆した、83歳の女性も参加しました。
原爆投下当時5歳だった今井和子さん(83):
「すごい閃光でした。地の底から突き上げるようなドンっという振動、そして、体がふわっと浮いた感じがしました。(原爆が投下され)真っ暗になって、(その後)明るくなって見えたものは歪んだ家。隣の家は火を噴いて燃えていて向かいの家はぺちゃんこでした」
集会は「原水爆禁止県協議会」が開き、「核兵器のない未来に向け行動する」アピールを採択しました。