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被告の両親が4人供養に「観音様」建立 被告は事件について語らず 被害者への謝罪の言葉なし 長野・中野市4人殺害事件から1年

長野県中野市で4人が殺害された事件から5月25日で1年です。住民の女性2人と警察官2人がナイフと猟銃で殺害され、地域に大きな衝撃を与えました。その後、青木政憲被告(32)が殺人の罪などで起訴されました。担当の弁護士によりますと、現在、県内の収容施設で植物の本や車の本を読んで過ごしていて、体調に変化はありません。両親とは一度も接見していないということです。また、事件についても語らず被害者への謝罪の言葉もないということです。現在も裁判の日程は決まっておらず、なぜ事件を起こしたのか真相は分かっていません。

事件現場を見つめるように建つ観音像。青木被告の自宅前です。

5月13日、被告の両親が建てました。

立ち会った住民によりますと、犠牲となった4人を供養するためだということです。

今回取材をして被害者の遺族、知人は現在も深い悲しみの中にいました。

また、被告の家族も苦悩の日々を送っていることが分かりました。

社会に衝撃を与えた事件。

5月25日で1年を迎えます。

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長野放送ニュース

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