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千曲川の初夏の風物詩“つけば漁” 大学生が体験「伝統に触れた」「インスタに映えるな」 

千曲川の初夏の風物詩「つけば漁」。長野県上田市で観光を学ぶ大学生が、伝統の食文化を体験しました。

上田市の千曲川に繰り出したのは、長野大学で環境ツーリズムを学ぶ学生25人です。

見学したのは江戸時代から続く伝統の「つけば漁」。

ウグイが繁殖期を迎えるなか、人工的に産卵場所をつくり捕まえます。

川から引き上げた仕掛けには―

鯉西・西沢徳雄社長:
「ほらほら、白いポチポチわかる?」

ただ、きょう(9日)の魚は少なめ。

2024年は4月21日から漁が始まりましたが―

鯉西・西沢徳雄社長:
「(4月から)漁をしていて一番寒かったです、朝。ここへきての寒暖差は半端じゃない」

冷たい風が吹くなか、「つけば小屋で」味わったのは―

学生:
「これはインスタに映えるな」

ウグイを丸ごと焼いた塩焼き。県外出身者も多く、川魚は初めてという学生もいました。

学生:
「ほどよい苦みとカリカリの食感でめちゃうまいっす」
「伝統に触れたなって感じがします」

受け継がれる味を堪能しました。

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長野放送ニュース

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