環境にも家計にも優しい取り組みです。長野県上田市のホームセンターで使われなくなった子ども服の無料譲渡会が行われ、子育て中の人たちでにぎわいました。
赤ちゃん用のロンパースに。かわいいピンク色のダウンジャケット。多くの子ども服が並びます。
子ども:
「レースを引っぱったら、こんなの出てきた」
その中からお気に入りを探す親子連れ。上田市のカインズ上田店で行われた子ども服の無料譲渡会です。
クリーニング店の業界紙を発行する「ゼンドラ」と、ホームセンターの「カインズ」が共同で行っている取り組みで、県内では初開催です。
ゼンドラ・後藤真優美さん:
「子育て支援とゴミの減量の2つの社会課題を解決することを目指している。必要としている方に、必要としているものを支援できたらなと」
用意されたのは、クリーニング店やカインズの店舗で回収されたおよそ3000着。1世帯10着まで無料で受け取ることができ、多くの子育て中の人たちが利用していました。
2歳息子の母(20代):
「普段着たりとか、保育園用に見させてもらっています。汚れてしまうのもあるので、結構早く替えないといけないのでありがたい」
5歳娘の母(30代):
「普段着用かな。これはパジャマ用かな、大きくなったら着られるかな。きょうはこの子が選んだから着てくれるかな」
また、会場では使わなくなった子ども服の回収も行っていて、続々と持ち込んでいました。
環境にも家計にも優しい譲渡会。5月にも予定しています。