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珍しく神秘的「雨氷」 雨の水滴が木に触れた瞬間に凍結 架線が凍り付き…各地で鉄道運休に

これまでの暖かさから一転、22日は寒さが戻りました。雨と雪、冷え込みの影響で各地で鉄道の架線が凍結。運休が相次ぎました。

木の枝にびっしりと付いた氷。22日朝の長野県軽井沢町です。

雨の水滴が木に触れた瞬間に凍結する「雨氷」と呼ばれる現象です。

珍しく、神秘的ですが、鉄道に大きな影響が出ました。架線が凍り付き運休が相次いだのです。

しなの鉄道は小諸・軽井沢間で、北しなの線は黒姫・妙高高原間で終日運休となりました。小諸、軽井沢間は23日も終日運休します。

JRは中央東線の辰野回り、塩尻・辰野間、大糸線の信濃大町・南小谷間で終日運転を見合わせました。

このほか、アルピコ交通の上高地線は午前7時ごろから午後3時前まで運転を見合わせました。

「雨氷」により軽井沢町では倒木の被害も出ています。

23日の県内も雲が多く雪や雨の降る所がある見込みで、鉄道会社は最新の気象情報や運転状況を確認してほしいと呼びかけています。
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長野放送ニュース

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