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「オーバーツーリズム」解消へ 白馬の外国人観光客を松本に誘客 「臨時バス」1日1往復

長野県白馬村と松本市を結ぶ臨時バスの運行が始まりました。冬場に増える外国人観光客を松本に誘客し、白馬の「オーバーツーリズム」を解消する狙いです。

白馬村のバスターミナル。昼過ぎ、外国人客が続々と乗り込みました。午後1時出発―。

バスの行き先は、松本市。

17日から運行が始まった白馬と松本を結ぶ臨時バスです。

冬場、多くの外国人客でにぎわう白馬村。飲食店が限られることから、店が混雑する「オーバーツーリズム」が問題となっています。

白馬村観光課 観光商工係の担当者:
「(外国人客は)コロナ前にたくさん来ていただいたが、それを上回る勢いで来ていただいている。少し課題になっているのは、レストランの予約が取りづらい」

臨時バスは、松本市がアルピコ交通に委託して1日1往復を運行します。松本市内に外国人客を誘客し、白馬の「オーバーツーリズム」を解消する狙いです。

2時間ほどでバスは松本城に到着。

松本城おもてなし武将隊が歓迎―。

早速、外国人客たちは松本城を訪れていました。帰りの便が出発する午後8時半まで、観光したり食事をしたり自由に過ごします。

オーストラリアから:
「アメイジング ファンタスティック。(松本城は)写真で見たことしかなかったので、自分の目でみられてうれしい」
「(何食べたい?)スシ!」

松本市観光プロモーション課の担当者:
「松本の認知度が、まだまだ低いなと感じた。スキーをしに来ている方に松本の良さを知っていただいて、松本城のプロジェクションマッピングや夕飯を楽しんでいただければ」

臨時バスの運行は2月14日までです。

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長野放送ニュース

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