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電動キックボードと高速バスが衝突 死亡事故受け…警察官が試乗「特性を理解して指導・取締りに」

利用者が増えつつある「電動キックボード」です。12月、長野県軽井沢町で起きた死亡事故を受け、指導や取締りにあたる警察官を対象に試乗講習会が開かれました。

軽やかに走る「電動キックボード」。ハンドルを握るのは警察官です。

電動キックボードは首都圏を中心に利用が広がっています。

しかし12月、軽井沢町で運転中の女性が高速バスと衝突して死亡する県内初の人身事故が起きました。

ヘルメットは着けていなかったとみられます。

販売業者:
「いきなりアクセル全開にすると、まくられる方もいるので、それだけ気を付けて」

特性を理解して指導・取締りにあたってもらおうと開かれた講習会にはおよそ30人が参加し、販売業者から操作方法などを教わりました。

電動キックボードのうち、最高時速20キロ以上の物は「原付きバイク」と同じく免許やヘルメットが必要です。

警察官:
「広いところで乗ったらもっとスピードが出る。気を付けて乗っていかないと、危険も必ずあると忘れずに」

白バイ隊員:
「タイヤが小さくてすごくハンドルが切れたりするので、講習とか練習をしっかりして(運転を)」

県警は、利用者に対し、機種を確認した上、公道に出る前に練習するよう呼びかけています。

県警交通安全対策室・島田剛行室長:
「ナンバーを取ったり、保険に入ったり、ヘルメットをかぶったり、ルールを守って使ってもらいたい」

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長野放送ニュース

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