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死亡事故が連続発生 4日間で4人死亡 県内に「多発警報」発令 夜間、前方不注意が目立つ

長野県内で交通死亡事故が相次いで発生しています。県は2日、「交通死亡事故多発警報」を出して注意を呼びかけています。

県内では11月28日から12月1日までの4日間に、4件の交通死亡事故が連続して発生し4人が死亡しています。県は「極めて憂慮すべき状況」として、「死亡事故多発警報」を発令しました。

1日夕方には、軽井沢町の国道18号で、交差点を左折しようとした電動キックボードの30代女性と直進の高速バスが衝突し、女性が頭を強く打って死亡しました。女性はヘルメットを着けていなかったとみられます。警察は、信号はバス側が青だったとみて原因を調べています。

11月30日深夜には、茅野市の中央自動車道で、緊急工事による渋滞の車列に大型トラックが追突し、5台が絡む玉突き事故が発生。トラックに追突された普通乗用車を運転していた東京都の男子大学生(22)が死亡しました。

県や県警は、「夜間」と「前方不注意」による事故が目立つとして注意を呼び掛けています。

【夜間の注意点】
・速度を落として、慎重な運転と確実な安全運転
・明るさが残る夕暮れ時でも、早めのライト点灯
・先行車や対向車がいないときはハイビームを活用
・歩行者は、夜光反射材やLEDライトを活用
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長野放送ニュース

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