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映画「ゴジラ-1.0」 岡谷の旧市役所庁舎でもロケ 山崎貴監督「素晴らしいリアリティー」

山崎貴監督

長野県松本市出身の山崎貴さんが監督した映画「ゴジラ-1.0」が今週公開されます。
岡谷市にある昭和初期の建物でも撮影が行われ、物語をより一層リアルに見せています。

11月3日公開の映画「ゴジラ-1.0」。

1954年に第一作が公開され、2024年に「生誕70周年」を迎えるゴジラシリーズの最新作で、戦後の焼け野原から立ち上がった日本をゴジラが襲います。

松本市出身の山崎貴監督が30日にロケ地の岡谷市を訪れ、諏訪地方観光連盟が選ぶ「諏訪シネマズ」の認定証を受け取りました。

岡谷市・早出一真市長:
「『ゴジラ-1.0』を諏訪シネマズ6号に認定します」

山崎貴監督:
「本当に素晴らしい建物と素晴らしいエキストラの力を貸していただいてありがたかったです」

旧岡谷市役所庁舎

監督が話す「素晴らしい建物」・・・。

それは国の登録有形文化財となっている「旧岡谷市役所庁舎」です。

1936(昭和11)年の市政施行に合わせて地元の製糸業者の寄付で建てられたもので、映画の撮影で使われたのは今回が初めてです。

およそ80年前の時代を表現できる格好の舞台として2022年5月、主演の神木隆之介さんなどが参加して複数のシーンが撮影されました。

山崎貴監督:
「非常に個性に溢れ、見ただけでその時代にお客さんがタイムスリップできるような素晴らしいリアリティーを持った建物。中盤の非常に重要なシーンを撮影させてもらいました」

山崎監督はCGを使った視覚効果・VFXの第一人者ですが、実際の建物を使うことで画面に厚みが出たと話します。

山崎貴監督:
「セットで作るよりはるかに時間を経て来ているものの強さがあるので、映画を更にレベルアップするのに役立ってくれました」

「ゴジラ-1.0」の公開は11月3日。県内でもご覧の映画館で見ることができます。

長野グランドシネマズ、松本シネマライツ、イオンシネマ松本、TOHOシネマズ上田、アイシティシネマ、岡谷スカラ座

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