オリックス1位　上田西・横山選手に指名あいさつ　福良GM「スケール大きい、トリプルスリー狙える」

26日のプロ野球ドラフト会議で県関係では3選手が指名されました。オリックスから1位指名を受けた上田西高校の横山聖哉選手のもとには早速、球団関係者があいさつに訪れ「チームの中心選手になってほしい」と期待を寄せました。

オリックスから1位指名を受けた上田西高校の横山聖哉選手。26日夜はチームメイトなどからも祝福されました。

上田西高校・横山聖哉選手：
「素直にうれしいです。日本代表で活躍するのが一番の目標なので、それをかなえるために地道に頑張りたい」

チームメイト・井出涼太さん：
「一番の親友がプロ行くなんて信じられないです。めちゃくちゃうれしいです」

チームメイト・田中広翔さん：
「侍ジャパンに出てもらってゴールデングラブ賞や打点王をとってもらって活躍してほしい」

ドラフトから一夜。

27日はオリックスで活躍し、現在、ゼネラルマネージャーを務める福良淳一さんがあいさつに訪れました。

吉崎監督：
「かなり人見知りでなじんだら怖いです。化けの皮がはがれないようにね」

上田市出身の横山選手。身長181センチの大型ショートで、高校通算30ホーマーの強打と、強肩を生かした守備が持ち味です。

現在、パリーグ3連覇中のオリックス。横山選手のスケールの大きさ、将来性に期待しているということです。

オリックス・バファローズ・福良淳一GM：
「これだけスケールの大きい選手は出てこない。ポテンシャルの高さ、そういうところを評価して1位で指名した。中嶋監督も横山君はNo.1かなと（話していた）。飛ばす長打力も持っているトリプルスリーは狙える。チームの中心選手になってほしい」

上田西高校・横山聖哉選手：
「日本一になるようなチームに自分も入るのでいろいろなものを吸収したい」

渡されたオリックスの帽子をかぶるとー。

上田西高校・横山聖哉選手：
「（帽子かぶってみてどうですか？）めちゃめちゃかっこいい」

今後、仮契約し11月下旬に入団発表する予定だということです。

このほか県関係では、長野市出身で四国アイランドリーグプラスに所属する宮沢太成選手が西武から5位指名を受けました。

宮沢選手は「名前が呼ばれたときはびっくりしたが、やっとプロ野球選手になれたと実感している。試合のしびれる場面をしっかり任せてもらえるピッチャーになりたい」と抱負を語っています。

また、長野市出身で社会人のTDKに所属する権田琉成選手がオリックスから7位指名を受けました。

権田選手は「指名されたのはチームメイトから聞き、驚きました。大学4年時のドラフトでは指名漏れを経験し、2年でプロに行くという気持ちで取り組んできましたので、非常にうれしく思っています。先発、中継ぎ、抑えとありますが、自分の強みでもあるストレートをいかして任されたところでチームに貢献したい」とコメントしています。