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「宝石のような見た目」 出版社手がける「イチゴタルト」がグランプリ フードアナリストが高い評価

長野市の出版社が手がけるタルト専門店の「イチゴタルト」が日本フードアナリスト協会の食品評価制度で最高賞のグランプリを受賞しました。社長は「今後も信州のフルーツを全国に届けたい」と話しています。

色鮮やかなイチゴがふんだんに使われたタルト。長野市のタルト専門店「いとおかしき」(ネット販売専門)の商品です。

このほど、日本フードアナリスト協会が全国各地の食品を対象に審査する「ジャパン・フード・セレクション」で最高賞の「グランプリ」を受賞しました。

一兎舎・山崎恵理子社長:
「認めてもらえるおいしい味なんだと正直にうれしくて、ありがたいなと」

「いとおかしき」を運営するのは出版社の「一兎舎」。新型コロナの影響で収入が減る中、社長の山崎さんが信州のフルーツに目をつけ、今年6月に新規事業として「タルト専門店」を開設しました。

こだわりは「素材」です。生地は小麦を使わず、国産大豆を使用しています。イチゴはすべて県産。グランプリを受賞したタルトは、台風19号で被災した長野市長沼地区の農家から仕入れたイチゴを使いました。

フードアナリストからは「宝石のような見た目の美しさ」「食材にこだわりを持っておいしさを引き出している」「ヘルシーで食べても罪悪感がない」などと高い評価を受けました。

一兎舎・山崎恵理子社長:
「旬のイチゴを使ったルビーのような見た目もそうですし、自然な甘さ、素材のおいしさも評価されたと思う」

「いとおかしき」は今後、シャインマスカットなど信州産の旬のフルーツを使ったタルトも販売していく予定です。

一兎舎・山崎恵理子社長:
「旬のおいしさはすごいなと、力もエネルギーもある。県外の方に食べていただきたい」

なお、現在、通販されているイチゴタルトは「夏秋イチゴ」のもので、グランプリ受賞の商品とは別のイチゴになっています。
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