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デリシア「無人店舗」初オープン セルフ決済で買い物 利便性向上+人手不足解消に期待

スーパーのデリシアが長野県茅野市にセルフ決済で買い物ができる無人店舗をオープンしました。客の利便性向上に加え、人手不足の解消にもつながると期待されます。

茅野市北山のビーナスライン沿いにあるガソリンスタンド。その事務所の中にお弁当や日用品など100種類の商品が並びます。

4日オープンした「デリシア蓼科SS店」。名前の通り、県内でスーパーを展開する「デリシア」のお店ですが、店員の姿はありません。

セルフ決済で買い物をする「デリシア」初の「無人店舗」です。

仕組みはこうです。天井に設置された8台の赤外線センサーカメラが人の入店や動きを把握。

商品の陳列棚には重量センサーがついていて、どの客がどの商品を取ったかを認識します。

そしてー。

(記者リポート)
「商品を棚から手に取りレジの前に行くと、買いたい商品が表示されました。非常に簡単です」

午前10時にオープンすると、早速、客が訪れていました。

利用した人(東京から):
「(商品を)手に取ってレジの前に行ったら合計金額が出てたので、何も違和感なく今まで通り普通に買い物ができました」

近くにスーパーがない別荘の住民の利用を見込んでの出店ですが、デリシア側にもメリットがあります。

デリシア デリバリーFS事業部・耳塚浩典部長:
「店舗を一つ出すというところでも、人手の部分の問題、課題そういったものが大きくのしかかる。まだまだ規模の小さい店舗だけど、将来的にそういった課題解決の取り組みにつなげられたら」
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長野放送ニュース

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