被害額増加　電子マネー詐欺に注意を　警察がコンビニ店で呼びかけ「注意促すカードを客に渡して」

14日、長野県飯田市で、警察がコンビニンスストアに詐欺被害防止への協力を呼びかけました。

店員：
「特殊詐欺が多くなっていますので…」

コンビニエンスストアで客に扮した飯田警察署員に応対する従業員。電子マネーの
カードを購入させてコードを聞き取る手口の詐欺を防ぐ取り組みです。

騙されないよう注意を促すカードをお客に渡すなど、警察は積極的に声をかけて欲しいと呼びかけました。

県警察本部によりますと今年に入り、6月までに確認された「電話でお金詐欺」の被害は91件・3億円余りで、昨年の同じ時期より5500万円余り増加。このうち、電子マネーを悪用したケースは22件にのぼります。

警察は「サイトの未納料金がある」「パソコンのウイルス対策が必要」など、身に覚えの無いメールは無視するか、警察に相談して欲しいとしています。