
“軽トラキャンピングカー”をレンタル
キャンプ人気にあやかって始まった「商売」です。長野県駒ヶ根市の自動車会社が、軽トラックをベースにしたキャンピングカーのレンタルを始めました。
さっそうと走る軽トラック。よく見ると荷台に載せているのは荷室ではなく「部屋」です。
駒ケ根市の自動車販売会社「エムージーケイ」が手掛けたキャンピングカー。6月24日からレンタルしています。

荷台の「ハウス」部分
エムジーケイ・田中雅浩社長:
「中はこんな感じになっていて、ワンルームみたいな感じ」
荷台の「ハウス」部分は、兵庫のメーカーから仕入れています。室内は高さ175センチ、幅128センチ、奥行き203センチでロフトも付いています。(ロフト部分の奥行き292センチ)

パネルを取り付けると2段ベッドに
コンセントなども備え、パネルを取り付けると2段ベッドに。
エムジーケイ・田中雅浩社長:
「ご飯食べたりくらいはできますし、横になったり、寝たりだとかも可能になります」

エムジーケイ・田中雅浩社長
なぜ、キャンピングカーのレンタルを始めたのでしょうか。
エムジーケイ・田中雅浩社長:
「新車を注文しても半導体不足と、コロナ禍による工場閉鎖が重なってしまって、なかなか車が入ってこない、商品が入ってこないというのは続きました」
売りたくても肝心の新車がない状態が続き、売り上げは一時、コロナ禍前の7割ほどに減少。

ロフト付き
そこでー。
エムジーケイ・田中雅浩社長:
「キャンプ業界がコロナ禍で伸びているというところを知り、自分たちのところで何かできることはないかなというところが、まず出発点になります」
レンタルは予約制で1泊2日で1万1千円。ハウスの販売も行っており、およそ100万円ほどで購入できるということです。

コンセント
エムジーケイ・田中雅浩社長:
「お客さまから数名予約をいただき実際、1回貸し出しも行っております。簡単に好きな時間に好きなところに行けると『良かったよ』という感想はいただいております。多くの方に楽しみを知ってもらって、また借りたいよとか、自分でほしいなと思っていただければ大変ありがたいなと思っております」