長野県保険医協会・宮沢裕夫会長:
「すべてを否定している訳ではないんです。患者さんの利益になる方法をとってくださいと」
県保険医協会が会見を開き、2024年秋に予定されている現在の保険証を廃止しマイナンバーカードと一体化する政府の方針を批判しました。
県保健医協会はマイナンバーカードの健康保険証を利用した「オンライン資格システム」について、県内の医療機関にアンケートを実施。
その結果、回答した106施設のうち何らかのトラブルがあったのは67%にのぼりました。
「保険者情報が正しく反映されていない」が43件と最も多く、「他人の情報がひも付けられていた」も2件ありました。
県保険医協会は政府に対し、トラブルがないシステム作りと現在の保険証との併用を求めています。