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過去20年で最多2294人…県内で労災事故の死傷者増 60歳以上の災害が過去最高32%

長野県内で労災事故が増えています。労働局が建設現場をパトロールし、安全対策を確認しました。パトロールは7月の全国安全週間を前に行われ、長野労働局の局長が小布施町の治水対策工事の現場を訪れました。

大雨の内水氾濫を防ぐため、浅川の水を千曲川へ流す排水機場を増設しています。

2022年、県内で起きた労災事故の死傷者は過去20年で最も多い2294人。

このうち死者は21人で前の年より6人増えました。

長野労働局・久富康生局長:
「去年は過去20年間で最多の死傷災害となっていて、非常に憂慮すべき事態と考えています」

労働局によりますと、このうち60歳以上の災害が32パーセントを占め、過去最高となりました。

これからの時期は熱中症にも注意が必要で、休憩と給水、塩分をしっかり補給するよう呼びかけています。
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長野放送ニュース

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