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災害からの復活 台風で被災した商業施設リニューアル 3年8カ月ぶりにぎわい「街の活性化に」

災害からの復活です。2019年の台風で被災した長野市赤沼の商業施設で、スーパーなど一部の店舗がおよそ3年8カ月ぶりに営業を再開しました。待ちわびた客で早速、にぎわいました。

(記者リポート)
「およそ4年ぶりの再開ということで、オープンを待ちわびた客でずらりと行列になっています」

「いらっしゃいませ、お待たせしました」

オープンとともに買い物かごをもった客が続々と店に入っていきます。

ここは、長野市赤沼の通称「アップルライン」沿いの商業施設「アップルラインガーデン」。

2019年の台風災害を乗り越え、8日、リニューアルオープンしました。

デリシア・松崎岳雪 執行役員:
「3年8カ月前もこの店舗を担当していて、被災直後、片付けや復興に向けて取り組んできた」

2019年10月の台風19号災害。

千曲川の堤防に近いこちらの施設は4メートル以上浸水。入っていたスーパーやホームセンターは長期の休業を余儀なくされました。

災害からおよそ3年8カ月。改修工事が終わり、食品スーパーの「業務スーパー」や、ドラッグストアの「ツルハドラッグ」など、一部店舗が8日オープンしました。

待ちわびた客たちが早速、買い物を楽しんでいました。

客:
「災害にあってからは、(前の店が)なくなっちゃったから不便で、よかった。楽しみにして待ってました」
「こういうのできると、街の活性化、元気になれると思います」

デリシア・松崎岳雪 執行役員:
「この地域に育てられている店だからこそ、この地域で営業再開する意味がある。皆さまの暮らしが豊かになるように、商品やサービスを提供していく」

7月中旬には大型ホームセンターなどもオープンする予定で(コメリ7月20日、ニトリ7月21日)、被災地にまた一つ活気が戻りそうです。
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長野放送ニュース

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