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来年度発行の新紙幣「顔」は渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎 高い偽造防止技術導入 3Dホログラムも

2024年度から発行される新たな紙幣を日銀松本支店が公開しました。渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎の肖像画が描かれ、偽造防止のため高い技術が使われています。

「近代日本経済の父」渋沢栄一。2024年度発行される新たな1万円札です。日銀松本支店で報道陣に公開されました。

5000円札は女子高等教育の発展に寄与した津田梅子。

1000円札は伝染病予防などに貢献した細菌学者・北里柴三郎です。

紙幣のデザインが変わるのは2004年以来20年ぶりで、特徴は偽造を防ぐ技術です。

日本銀行松本支店・山本格 支店長:
「偽造の防止技術としては、『触って』『透かして』『傾けて』『道具で』わかる」

触ってみると―

(記者リポート)
「1000円の数字の部分を触ってみますと、ざらざらしています」

額面の数字は、インキを高く盛り上げる技術で印刷。さらに、世界で初めて導入されるのが「3Dホログラム」です。

傾けると―

(記者リポート)
「お札を動かすと北里柴三郎が、まるで動いているかのように見えます」

現行の紙幣は引き続き使用できるため、「『使えなくなる』などと騙る詐欺などに注意してほしい」としています。

日銀松本支店では早ければ、週内にも新紙幣の見本を一般公開するということです。
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長野放送ニュース

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