
特集は「最後の運動会」です、今年度で閉校する長野市信更町の信更小学校。全校児童は14人です。最後の運動会は保護者や地域住民との思い出にしようと、児童がプログラムを考えて行われました。
山あいにある信更小学校。校庭には、この日を楽しみにしてきた保護者や地域住民が集まっていました。
小学校は今年度で閉校。「最後の運動会」が始まろうとしていました。
6年生・唐木結愛さん:
「悲しいけど、この全員だからできるからとても楽しみです」
(児童入場アナウンス)
「豆知識豊富、頼れる男、一二三(ひふみ)」
全校児童は14人。
みんなで考えた「キャッチフレーズ」と共に、元気に入場。
(開会宣言)
「これから、運動会を始めます。おー!」
最初の種目は障害物競走『仲間とエンジョイ!cooperationレース』。
上級生が下級生の手を引いてゴールを目指します。
この春入学した1人だけの1年生・柳沢丈くんも一生懸命走りました。
第2種目は大人たちによるボール送り『出発、信更!!』。
この日は大人たちも主役。
児童が保護者や住民にも楽しんでもらおうとプログラムは児童が考えました。
信更小学校・蓑輪勝枝校長:
「『地域の人や大人の人をみんな呼びたい』と、最後の運動会だからそういうふうにしたいと」
信更小学校は2016年、信田小と更府小を統合して発足しました。
しかし、その後も児童数の減少に歯止めがかからず、2022年、閉校が決定。
中学校も一足早くこの春閉校し、6年生は篠ノ井西中に、他の児童は近くの3つの小学校の中から選んで登校します。
思い出をいっぱい残そうと考えたプログラム。
第3種目は子ども対大人の玉入れ対決『考えて考えて点をかせげ~小学生VS大人~』でした。
子どもチームは、卒業生の「助っ人」も入れて20人。
対する大人チームは30人以上。
子どもチーム、懸命に入れていきますが、大人チームも本気です。
(アナウンス)
「…51、52」
1回戦は大差で大人チームの勝利。
(アナウンス)
「(大人チームは)意外と人数が多すぎるため2回戦は、女子でお願いします」
2回戦、大人チームは女性だけに。
結果は…。
(アナウンス)
「…45、46、47」
(アナウンス)
「ただいまの勝負、子どもチームの勝ち」
児童:
「玉入れの参加、ありがとうございました」
児童が手作りの「しおり」をプレゼント―。
玉入れに参加した保護者:
「『うんどうかい、たまいれありがとう』って書いてある。うれしいです。大切に持って帰ります」
(アナウンス)
「位置について、よーい、ドン」
児童14人によるリレー。
応援する観客:
「がんばれー!」
2組に分かれて競争!
(アナウンス)
「信更小学校、最後の運動会、最後の種目、14人の心を一つに、全力で楽しく踊ります。どうぞ楽しんでご覧ください」
最後は「お祭り」と「花火」がテーマの創作ダンス。
ダンスが終わるとハイタッチ―。
最後は全員に「金メダル」が掛けられました。
地域住民:
「今年はもう最後だし、ぜひ見なきゃいけないなと思って(参加した)」
4年生の保護者:
「みんなが楽しんで、子どもたちも生き生きしていて良かった」
4、6年生の曾祖母:
「(私は)ここに生まれて、古い昔の小学校出て、信更中学校出て、ずっとずっとここにいる。(閉校になるのは)さみしいかぎりです」
「最後の運動会」を終えて―。
1年生・柳沢丈さん:
「たのしかった。リレー走ってね、走ったコースが急だった」
5年生・丸山結羽さん:
「いつもは先生たちが決めてやっているけど、今回は自分たちでこれやりたいとかチームをつくったりしたので、楽しかった。閉校しても、またここで運動会をしたいです」
6年生・小林栗守さん:
「さみしいって気持ちもあるけど、それよりも楽しかったという気持ち」
運動会の思い出をたくさんつくった児童14人。
この校舎で過ごす日々は残り10カ月です。
信更小学校・蓑輪勝枝校長:
「この運動会をひとつきっかけに、閉校までどんなふうに過ごそうか、子どもたちもまた改めて思ったのかなって。とても温かい時間だったなと思う」
山あいにある信更小学校。校庭には、この日を楽しみにしてきた保護者や地域住民が集まっていました。
小学校は今年度で閉校。「最後の運動会」が始まろうとしていました。
6年生・唐木結愛さん:
「悲しいけど、この全員だからできるからとても楽しみです」
(児童入場アナウンス)
「豆知識豊富、頼れる男、一二三(ひふみ)」
全校児童は14人。
みんなで考えた「キャッチフレーズ」と共に、元気に入場。
(開会宣言)
「これから、運動会を始めます。おー!」
最初の種目は障害物競走『仲間とエンジョイ!cooperationレース』。
上級生が下級生の手を引いてゴールを目指します。
この春入学した1人だけの1年生・柳沢丈くんも一生懸命走りました。
第2種目は大人たちによるボール送り『出発、信更!!』。
この日は大人たちも主役。
児童が保護者や住民にも楽しんでもらおうとプログラムは児童が考えました。
信更小学校・蓑輪勝枝校長:
「『地域の人や大人の人をみんな呼びたい』と、最後の運動会だからそういうふうにしたいと」
信更小学校は2016年、信田小と更府小を統合して発足しました。
しかし、その後も児童数の減少に歯止めがかからず、2022年、閉校が決定。
中学校も一足早くこの春閉校し、6年生は篠ノ井西中に、他の児童は近くの3つの小学校の中から選んで登校します。
思い出をいっぱい残そうと考えたプログラム。
第3種目は子ども対大人の玉入れ対決『考えて考えて点をかせげ~小学生VS大人~』でした。
子どもチームは、卒業生の「助っ人」も入れて20人。
対する大人チームは30人以上。
子どもチーム、懸命に入れていきますが、大人チームも本気です。
(アナウンス)
「…51、52」
1回戦は大差で大人チームの勝利。
(アナウンス)
「(大人チームは)意外と人数が多すぎるため2回戦は、女子でお願いします」
2回戦、大人チームは女性だけに。
結果は…。
(アナウンス)
「…45、46、47」
(アナウンス)
「ただいまの勝負、子どもチームの勝ち」
児童:
「玉入れの参加、ありがとうございました」
児童が手作りの「しおり」をプレゼント―。
玉入れに参加した保護者:
「『うんどうかい、たまいれありがとう』って書いてある。うれしいです。大切に持って帰ります」
(アナウンス)
「位置について、よーい、ドン」
児童14人によるリレー。
応援する観客:
「がんばれー!」
2組に分かれて競争!
(アナウンス)
「信更小学校、最後の運動会、最後の種目、14人の心を一つに、全力で楽しく踊ります。どうぞ楽しんでご覧ください」
最後は「お祭り」と「花火」がテーマの創作ダンス。
ダンスが終わるとハイタッチ―。
最後は全員に「金メダル」が掛けられました。
地域住民:
「今年はもう最後だし、ぜひ見なきゃいけないなと思って(参加した)」
4年生の保護者:
「みんなが楽しんで、子どもたちも生き生きしていて良かった」
4、6年生の曾祖母:
「(私は)ここに生まれて、古い昔の小学校出て、信更中学校出て、ずっとずっとここにいる。(閉校になるのは)さみしいかぎりです」
「最後の運動会」を終えて―。
1年生・柳沢丈さん:
「たのしかった。リレー走ってね、走ったコースが急だった」
5年生・丸山結羽さん:
「いつもは先生たちが決めてやっているけど、今回は自分たちでこれやりたいとかチームをつくったりしたので、楽しかった。閉校しても、またここで運動会をしたいです」
6年生・小林栗守さん:
「さみしいって気持ちもあるけど、それよりも楽しかったという気持ち」
運動会の思い出をたくさんつくった児童14人。
この校舎で過ごす日々は残り10カ月です。
信更小学校・蓑輪勝枝校長:
「この運動会をひとつきっかけに、閉校までどんなふうに過ごそうか、子どもたちもまた改めて思ったのかなって。とても温かい時間だったなと思う」