
特集は以前もお伝えした兄弟プロレスラー。14日、地元・長野県松本市で開かれた大会に出場。声を出しての応援も解禁される中、久しぶりの「兄弟対決」で盛り上げた。
迫力のぶつかり合い。14日開かれた全日本プロレスの松本大会だ。会場には600人以上が詰めかけた。
新型コロナの規制が緩和され、松本では4年ぶりに「声出し応援」が解禁された。
その中、ひときわ大きな声援が飛んでいたのが―。
青柳優馬選手(27)と弟の亮生選手(23)だ。
2人は地元出身の「兄弟プロレスラー」。14日は直接対決で会場を沸かせた。
青柳家は5人きょうだい。優馬選手は長男、亮生選手は次男だ。プロレスファンの父の影響もあって、2人にとってレスラーになるのは子どもの頃からの夢だった。
青柳優馬選手(2021年6月):
「父親と弟とよくプロレスの会場に見に行っていた。プロレスラーってかっこいいな、僕もなってみたいなと思って」
サッカー少年だった兄・優馬選手は、高校卒業後の2014年に入門。練習に励んで体をつくり、タッグチャンピオンにも輝いた。
後を追うように入門した弟・亮生選手も2019年にデビュー。
「業界」でも珍しい兄弟レスラーとして活躍し、今では2人そろって人気・実力ともにトップクラスに成長した。
青柳優馬選手(2021年6月)
「プロレスで長野を盛り上げられるような、そういった選手になりたいと思います」
さらに成長した2人。その対決を楽しみに、14日は多くのファンが詰めかけた。
松本市内から:
「やっぱり兄弟対決が一番(楽しみ)。声出せるのはやっぱり良い。今までは手拍子とかだったので、思いっきり楽しみたい」
「亮生に勝ってほしい(笑)。2人とも頑張ってほしいです」
一騎打ちはおよそ4年ぶり。2人とも気合十分だ。
弟・青柳亮生選手:
「兄の背中を追いかけてプロレス界に入ったので、今の自分がどこまでできるか、お見せできたら。地元の応援が一番力になるので、受け取って、逆に僕からも皆さんに力を与えられたら」
兄・青柳優馬選手:
「兄として、弟をひねりつぶしてやろうかなと。きょう(14日)母の日じゃないですか。母の日に地元で兄弟げんかってどういう心境で家族見るのかなって」
両親は―。
母・由美さん:
「どうやって応援していいのかもわからないし…どっちも頑張ってほしいし、決着がつくのは悲しいなと」
父・一能さん:
「ちっちゃいころは兄弟げんか見てましたけど、大きくなってからはそうはないので」
大会は進み、いよいよメインイベントの「兄弟対決」。
まずリングインしたのは弟・亮生選手だ。
「青コーナー、青柳ー、亮生ー!」
続いて兄・優馬選手。
「赤コーナー、青柳ー、優馬ー!」
試合開始。
先手を取ったのは亮生選手。スピードで兄を翻弄する。
対する優馬選手。場外乱闘でペースを握ると、体格で勝る兄が弟を痛めつける。
心配そうに見つめる母・由美さん―。
ダメージを負った亮生選手だが、場外へのムーンサルトで形勢逆転!
その後も一進一退の攻防が続く。
「亮生!」
「優馬!」
兄弟に大きな声援―。
勝負に出る亮生選手。
得意の空中殺法で追い詰める。
しかし、最後は―。
優馬選手が意地を見せ、兄弟対決に終止符を打った。
弟・青柳亮生選手:
「松本で、“青柳兄弟げんか”、いかがだったでしょうか。いつかまた、松本でシングルマッチやりましょう」
兄・青柳優馬選手:
「皆さんの声援と拍手を聞くことができて、僕は幸せ者です。ありがとうございました」
兄弟の熱戦に会場は歓声に包まれた。
ファン:
「楽しかった」
「声出せなかった時と、盛り上がりが違うなと」
亮生選手の幼なじみ:
「亮生の方を応援していたので、負けて残念でしたけど、盛り上がって楽しかった。日頃のストレスが発散できた」
両親は―。
父・一能さん:
「応援してくれる人がありがたくて。自分としたらどっちも応援できなくて、複雑な感じでしたけど」
母・由美さん:
「無事に…決着はついちゃったんだけど、終われてよかった。いい母の日のプレゼントを2人の試合でもらえた」
久しぶりに聞いた地元の声援は、兄弟にとっても格別だったよう。
兄・青柳優馬選手:
「自分が生まれ育ったところで、たくさんの方に来て応援してもらって、勝利ができたことがうれしい」
弟・青柳亮生選手:
「松本を、僕らプロレスしかできないですけど、プロレスで盛り上げられたらなという気持ちもあるので、これからもガンガン盛り上げたい」
松本に、そして信州に元気を。
兄弟レスラーの活躍・名勝負はこれからも続く。
迫力のぶつかり合い。14日開かれた全日本プロレスの松本大会だ。会場には600人以上が詰めかけた。
新型コロナの規制が緩和され、松本では4年ぶりに「声出し応援」が解禁された。
その中、ひときわ大きな声援が飛んでいたのが―。
青柳優馬選手(27)と弟の亮生選手(23)だ。
2人は地元出身の「兄弟プロレスラー」。14日は直接対決で会場を沸かせた。
青柳家は5人きょうだい。優馬選手は長男、亮生選手は次男だ。プロレスファンの父の影響もあって、2人にとってレスラーになるのは子どもの頃からの夢だった。
青柳優馬選手(2021年6月):
「父親と弟とよくプロレスの会場に見に行っていた。プロレスラーってかっこいいな、僕もなってみたいなと思って」
サッカー少年だった兄・優馬選手は、高校卒業後の2014年に入門。練習に励んで体をつくり、タッグチャンピオンにも輝いた。
後を追うように入門した弟・亮生選手も2019年にデビュー。
「業界」でも珍しい兄弟レスラーとして活躍し、今では2人そろって人気・実力ともにトップクラスに成長した。
青柳優馬選手(2021年6月)
「プロレスで長野を盛り上げられるような、そういった選手になりたいと思います」
さらに成長した2人。その対決を楽しみに、14日は多くのファンが詰めかけた。
松本市内から:
「やっぱり兄弟対決が一番(楽しみ)。声出せるのはやっぱり良い。今までは手拍子とかだったので、思いっきり楽しみたい」
「亮生に勝ってほしい(笑)。2人とも頑張ってほしいです」
一騎打ちはおよそ4年ぶり。2人とも気合十分だ。
弟・青柳亮生選手:
「兄の背中を追いかけてプロレス界に入ったので、今の自分がどこまでできるか、お見せできたら。地元の応援が一番力になるので、受け取って、逆に僕からも皆さんに力を与えられたら」
兄・青柳優馬選手:
「兄として、弟をひねりつぶしてやろうかなと。きょう(14日)母の日じゃないですか。母の日に地元で兄弟げんかってどういう心境で家族見るのかなって」
両親は―。
母・由美さん:
「どうやって応援していいのかもわからないし…どっちも頑張ってほしいし、決着がつくのは悲しいなと」
父・一能さん:
「ちっちゃいころは兄弟げんか見てましたけど、大きくなってからはそうはないので」
大会は進み、いよいよメインイベントの「兄弟対決」。
まずリングインしたのは弟・亮生選手だ。
「青コーナー、青柳ー、亮生ー!」
続いて兄・優馬選手。
「赤コーナー、青柳ー、優馬ー!」
試合開始。
先手を取ったのは亮生選手。スピードで兄を翻弄する。
対する優馬選手。場外乱闘でペースを握ると、体格で勝る兄が弟を痛めつける。
心配そうに見つめる母・由美さん―。
ダメージを負った亮生選手だが、場外へのムーンサルトで形勢逆転!
その後も一進一退の攻防が続く。
「亮生!」
「優馬!」
兄弟に大きな声援―。
勝負に出る亮生選手。
得意の空中殺法で追い詰める。
しかし、最後は―。
優馬選手が意地を見せ、兄弟対決に終止符を打った。
弟・青柳亮生選手:
「松本で、“青柳兄弟げんか”、いかがだったでしょうか。いつかまた、松本でシングルマッチやりましょう」
兄・青柳優馬選手:
「皆さんの声援と拍手を聞くことができて、僕は幸せ者です。ありがとうございました」
兄弟の熱戦に会場は歓声に包まれた。
ファン:
「楽しかった」
「声出せなかった時と、盛り上がりが違うなと」
亮生選手の幼なじみ:
「亮生の方を応援していたので、負けて残念でしたけど、盛り上がって楽しかった。日頃のストレスが発散できた」
両親は―。
父・一能さん:
「応援してくれる人がありがたくて。自分としたらどっちも応援できなくて、複雑な感じでしたけど」
母・由美さん:
「無事に…決着はついちゃったんだけど、終われてよかった。いい母の日のプレゼントを2人の試合でもらえた」
久しぶりに聞いた地元の声援は、兄弟にとっても格別だったよう。
兄・青柳優馬選手:
「自分が生まれ育ったところで、たくさんの方に来て応援してもらって、勝利ができたことがうれしい」
弟・青柳亮生選手:
「松本を、僕らプロレスしかできないですけど、プロレスで盛り上げられたらなという気持ちもあるので、これからもガンガン盛り上げたい」
松本に、そして信州に元気を。
兄弟レスラーの活躍・名勝負はこれからも続く。