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寺の境内で「ケバブサンド」販売 トルコ出身の男性が地震支援のキッチンカー 売り上げ一部を祖国へ

8日、長野県松本市の寺で開かれた「花まつり」の会場に、大地震のあった祖国を支援するトルコ出身の男性がキッチンカーを出しました。

回転式の肉焼き器から切り落とされるのは数種類のスパイスで味付けされたチキン。トルコで親しまれている肉料理「ケバブ」です。

ここは松本市の瑞松寺。お釈迦様の誕生を祝う「花まつり」に、トルコ出身で富士見町在住のオズデミル・イムランさんがキッチンカーを出し、「ケバブサンド」などを販売しました。

購入した市民:
「食べやすい、お肉やわらかい。(トルコの被災地は)早く復旧してほしいし、できることをしていきたい」

イムランさんは、母や妹も被災した2月の大地震を受けて、キッチンカーの売り上げの一部を義援金として祖国に送っていて、額はこれまでにおよそ48万円に上っています。

今回の出店は取り組みを知った住職の提案で実現したということです。

イムランさん:
「うれしい、こうやって来てくれて。支援の気持ち、すごいありがたい。(トルコは)1日も早く元に戻ってほしい」
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長野放送ニュース

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