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方針見直し”公園廃止路線”から一転…利用者の心境は複雑「存続しても本当に使える?」 

公園をこれまで一番使ってきたのが隣の児童センターです。今回の方針の見直しに保護者たちは「仮に存続となっても本当に自由に使えるのか」と複雑な心境を話しました。

(記者リポート)
「長野市にある青木島遊園地です。周囲の児童センターや保育園から子どものにぎやかな声が聞こえますが、公園に子どもの姿はありません」

青木島遊園地の隣にあるのが、放課後に子どもたちが集まる児童センターです。これまで子どもたちの遊び場として遊園地を使ってきましたが…。住民の苦情が直接センターにあった2021年3月から外で遊ぶことをやめました。

市は春休みなどは近くの青木島小学校を使用することなどを検討していましたが、今回、荻原市長は「存続も含め再検討する」と方針を見直しました。

センターの館長はこの問題について「答えたくない」としています。

また、センターを利用する保護者も「存続となっても、また、問題が起きるのでは」と話しています。

児童センターを利用する保護者:
「残ったからといって遊べるようになるのかなと不安というか、そういう思いはある」
「小学校の校庭とか開放してもらえるという話も聞いたので、遊ぶ場所には困らないかなと。あればあったで、存続なら存続でありがたい」

一方、青木島遊園地の草刈りなどの管理はこれまでセンターが担っていましたが、子どもが遊ばなくなったため取りやめています。

「地元住民有志の会」は仮に存続が決まった場合、公園の維持管理のための「愛護会」の活動を立ち上げ直すとしています。

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長野放送ニュース

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