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お寿司握ってみる? インバウンド客増加見据え体験ツアー企画 寿司ネタには信州サーモンも

外国人観光客を呼び込もうという動きです。長野県松本市や観光事業者などでつくる団体は、市内在住の外国人を招き、信州サーモンの寿司を握るモニターツアーを開きました。

安曇野市にある養殖場で寿司ネタとなる信州サーモンをすくい上げる外国人たち。松本市在住の8人です。

養殖場スタッフ:
「バイデン大統領が日本に来た時、夕食で信州サーモンを食べました」

参加者:
「おぉ~」

松本観光コンベンション協会は、外国人向けに信州サーモンの寿司を自分で握るなどの体験型ツアーを企画していて、今回はそのモニターツアーです。

10月11日に水際対策が大幅に緩和され、松本市にも去年の6倍の外国人観光客が訪れています。さらなる魅力を発信したいと、人気のある「寿司」に目をつけました。

松本観光コンベンション協会・瀬原田久英さん:
「海のない長野県としてオリジナルの部分を出せないかなというところで、信州サーモンを使ったら面白いなと」

一行はその後、松本市内の寿司店へ。ツアーのメインとなる寿司を握る体験です。信州サーモンやマグロなどを実際に握りました。

スペイン出身:
「ちゃんと先生に教えてもらって最高」

参加者:
「いただきまーす」

アメリカ出身:
「おいしいです。みんなはぜひ参加してください。こういう経験は貴重だと思います」

ベトナム出身:
「面白い体験で、もっと日本の文化が分かるようになるかなと思います」

松本観光コンベンション協会・瀬原田久英さん:
「こういうコンテンツを体験していただいて、松本に一日でも長く滞在してもらって、経済的にお金を落としてもらったらいいなと思っています」

この体験ツアーは、来年3月以降に販売される予定です。
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長野放送ニュース