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大盛況!伝統の「長商デパート」始まる 高校生が仕入れから販売まで…被災リンゴ農家支援スイーツに行列

長野市の長野商業高校で生徒が仕入れから販売まで行う伝統の長商デパートが始まりました。事前予約などの制限は設けましたが、多くの人でにぎわいました。

「いらっしゃいませー」

今年で98回目。伝統の「長商デパート」が始まりました。商売の基本を学ぶため、模擬会社をつくって、生徒が仕入れから販売まで行います。

(アナウンサー)
「長商デパートがオープンし、生徒たちの活気もあってにぎわっています」

今が旬のリンゴに、秋の味覚サンマも。手頃な値段で販売されています。

客:
「これ、おいしいんですよ、しょうゆで煮て食べます」
「白菜を買いに来ました。すごく立派で値段も安くて来られて良かった」

ひと際人気のコーナーが…

2019年の台風19号災害で被災したリンゴ農家を支援する「スイーツ」です。高校生たちが地元の菓子店と協力し、開発しました。

被災農家のリンゴを使ったスイーツは大人気!

客:
「ケーキですね、おいしそう。珍しくて、きれいにできていますね」

3年・穂刈舞咲さん:
「想像以上に売れて、とてもうれしい。苦労したので、これだけ笑顔で買ってもらえると救われた」

私もスイーツを購入! 満点リンゴゼリー(400円)

(アナウンサー)
「おいしい!リンゴのゼリーの中に角切りのリンゴが入っていて、まさにリンゴ尽くし!爽やかな味わいで、喉ごしもつるっとしていておいしいです」

新型コロナ対策のため今年も事前予約制で、1日の来場者数をコロナ禍前のおよそ半分にあたる2320人に制限しています。ただ、去年より緩和しました。

社長・金子涼真さん:
「長商生ならではの明るさやデパートの活気を感じてもらいたい。より多くのお客さまに感謝して、笑顔で帰ってもらえるデパートにしたい」

長商デパートは23日まで開かれます。

生徒たち:
「ご来店お待ちしています!」
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長野放送ニュース

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