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年間6000食目標…セイコーエプソンが社員食堂でジビエメニュー 鹿肉パスタ・コロッケ…鳥獣被害解決へ

セイコーエプソンは今年2月から社員食堂でジビエメニューを提供しています。新型コロナ禍で伸び悩むジビエの消費拡大や鳥獣被害解決への取り組みに貢献したいとしています。

セイコーエプソン伊那事業所。電子部品の製造、販売を統括する拠点で、およそ550人の従業員が働いています。

ランチの時間になりました。この日の特別メニューは鹿肉を使ったパスタです。

鹿肉と山の幸のアーリオオーリオ(税込603円)

従業員:
「とても食べ応えがあって、おいしくいただきました」

セイコーエプソンは今年2月から、社員食堂でジビエメニューを提供しています。国内17拠点(従業員数 約1万7000人)で年間6000食が目標。

鳥獣被害解決への取り組みとして、コロナ禍で伸び悩むジビエの消費拡大を目指しています。

セイコーエプソン生活協同組合・宮田剛専務理事:
「社員食堂で召し上がった方がそれ以外の店でも、関心を持って召し上がっていただく。それが社会問題の解決につながるということでも大きな意義があると考えている」

これまでも鹿肉コロッケやハンバーガーなどさまざまなメニューが提供されてきました。

日本ジビエ振興協会が協力。協会の代表で茅野市にレストランを持つ藤木徳彦シェフが監修を務めています。

ただメニューを考えるのはエプソン生協です。今回のパスタは鹿肉のほか信州産のキノコ3種類も加えました。地産地消にもこだわっています。

セイコーエプソン生活協同組合・伊藤智弘シェフ:
「長野県産のキノコをふんだんに使って、しっかり鹿肉のおいしさを味わってもらえるようなメニューにしました」

ジビエ料理は社員にも好評です。

従業員:
「もっと香りとか特徴あるのかと思ったけど、それほど感じなかった。おいしくいただきました」

エプソンでは今後も新たなジビエ料理を提供してくということです。
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長野放送ニュース

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