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「激戦区でも勝ち残る自信ある」 スーパーの新規出店に密着 売りは『品物の新鮮さ』と『グローサラント』

スーパーマーケットの密着取材です。綿半ホームエイドが手掛けるスーパーが4日、長野県上田市にオープンしました。「激戦区」に出店した戦略、そしてオープンの舞台裏を取材しました。

新鮮な魚に、バラエティーに富んだ総菜。多くの人でにぎわう上田市の「綿半スーパーセンター上田店」。3日のプレオープンと4日のグランドオープンに密着しました。

近隣住民に限定した3日のプレオープン。

綿半スーパーセンター上田店・田村祐郁シニアストアーマネージャー:
「一段落ついたらレジ応援、レジが暇だったらかご渡しを」

スタッフの動きなどを最終確認するのは、現場をまとめる田村祐郁マネージャーです。

田村祐郁シニアストアーマネージャー:
「お客の動線がまだまだ確立されていないので、見極めてどういう商品を展開してアピールしていくか」

ホームセンターのイメージが強い「綿半」ですが、近年、スーパーマーケットの部門に力を入れています。上田市街地は既に大型商業施設やスーパーがあり、いわば「激戦区」。新規出店にはそれなりの「戦略」があってのことです。

田村祐郁シニアストアーマネージャー:
「上田の地に出したかったというのはありますし、激戦区の中で勝ち残る自信がある」

スーパーの「顔」は食品コーナー。ほとんどがガラス張りで、パック詰めの様子も丸見え。「あえて見せる」売り場となっています。

田村祐郁シニアストアーマネージャー:
「どのように取り扱っているのかが見えるので、安心して買い物ができるのでは。ライブ感を楽しんでもらうというのもある」

1台のトラックが入ってきました。積み荷は、この日の朝に水揚げされた魚。品物の新鮮さが売りの一つです。

鮮魚担当:
「魚入荷しました、沼津港から入荷しております」

この日は静岡から。一部はすぐに店頭に並べられました。フロアにあるいけすにも。

田村祐郁シニアストアーマネージャー:
「あしたの準備は順調?」

鮮魚担当:
「いっぱい、いっぱいです(笑)。大量に、4tトラックにマックスで」

田村祐郁シニアストアーマネージャー:
「冷蔵庫入った?」

鮮魚担当:
「入りきらない、お買い得商品がありすぎて」

もう一つの売りは、店頭の商品を調理して販売する「グローサラント」です。厨房では翌日のグランドオープンに向けた仕込みが行われていました。

グローサラント担当シェフ:
「国産牛のモモ肉を使ったローストビーフが対面販売で出まして、翌日作る量は7倍。とにかくあしたは失敗のないように、客が来たときはそろっているように目指してやりたい」

現場を回った田村マネージャーは…

田村祐郁シニアストアーマネージャー:
「手応えを感じている。ドキドキしてますけど、なんとしてでもあしたはお客さんを喜ばせたいなという意気込みで、熱く燃え上がっている」

そして迎えた4日のグランドオープン。店の前には客が長い列をつくっていました。

田村祐郁シニアストアーマネージャー:
「今後の上田店を左右する初日。元気良く、親切丁寧に接していただければ」

午前9時、グランドオープン。すぐに鮮魚コーナーはこのにぎわい。購入した魚をさばくサービスも―。

地元から:
「すごくありがたい。売り場がお祭りみたいだなと。楽しい」
「新鮮さがあっていいのでは」

グローサラントのコーナーも多くの客が訪れ、忙しさが続きます。

初日の盛況ぶりに田村マネージャーもほっとした様子です。

綿半スーパーセンター上田店・田村祐郁シニアストアーマネージャー:
「(にぎわいに)びっくりしていて期待の大きさを感じる。この地域に貢献していきたいなと」

買い物の楽しさや新鮮さを武器に『激戦区』に挑む新参のスーパー。綿半スーパーセンター上田店は、毎日午前7時から営業を始めます。
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