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長野放送ニュース

皮付きのジャガイモ食べ…児童ら45人に食中毒の症状 小学校で栽培、授業中に 病因物質はソラニン

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長野県千曲市の小学校で授業中に食べたジャガイモによる食中毒が発生しました。

県や千曲市、長野保健所によりますと、21日、千曲市内の小学校から「授業中にジャガイモを食べたところ、複数名が吐き気や腹痛、嘔吐などを起こした」という趣旨の連絡があったということです。

ジャガイモは学校で栽培したもので、21日、教職員が皮付きのまま茹で、児童と教職員あわせて98人が食べていました。このうち教職員2人を含む45人に吐き気や腹痛、嘔吐などの症状があったということです。症状があった人のうち11人は医療機関を受診しましたが、全員入院はせず、快方に向かっているということです。

調理したジャガイモは、芽のないものを選別していましたが、一部に未熟なものが含まれていたということです。

症状やジャガイモを皮付きのまま食べていること、食べたジャガイモの中に未熟なものが含まれていたことから、保健所はジャガイモに含まれているソラニンによるものと推定しました。

長野保健所は「食べる際は皮をむくことや未熟なもの、変色したものは食べないこと、日の当たるところで保存しないこと」など注意を呼び掛けています。

千曲市教育委員会は「今回の事態を重く受け止め、再発の防止に向け各学校へ指導をしてまいります」とコメントしています。

ソラニンはジャガイモの発芽部分や日光に当たって緑色に変色した皮の部分に含まれる有毒物質。ソラニンを含んだ未成熟の小さなジャガイモや、成熟していてもジャガイモの芽や緑色の皮を食べると嘔吐などの症状が起こり、子供は大人に比べると微量でも発症するといわれています。
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