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死者8人、重軽傷者600人以上 松本サリン事件から28年 有事に備え…消防の"特殊災害対応隊”が訓練

松本サリン事件から28年の6月27日、事件後に発足した松本広域消防局の特殊災害対応隊の訓練が行われました。

建物の中に人が倒れ、近くに液体の入ったペットボトルがあるという想定で、防護服を着た隊員が救助をしながら液体の測定を行いました。

1994年に起きた事件では、オウム真理教の幹部らがまいた猛毒のサリンで住民に死者8人、重軽傷者600人以上という甚大な被害が出ました。

事件を知らない若い隊員も増えていますが、特殊災害対応隊の21人は万が一のときにも迅速に対応できるよう、訓練を続けています。

百瀬雄太隊員(28歳):
「(事件は)自分生まれて間もないころなんですけど、今、特殊災害に対する体制が整備されてきて、より万全を期して対応していかなければならない」

(画像 松本広域消防局の特殊災害対応隊の訓練)

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長野放送ニュース

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