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夏至に名物「ソースかつ丼」 暑い夏を乗り切る…ウナギのように定着を 16店がサービス競う

21日の「夏至」に合わせ、長野県伊那市と南箕輪村で名物の「ソースかつ丼」を食べてもらおうというキャンペーンが始まっています。夏本番を前に元気になってほしいそうです。

ふたが閉まらないほど分厚い肉。上伊那名物の「ソースかつ丼」です。

伊那市と南箕輪村の16の店で作る「伊那ソースかつどん会」が、21日の夏至に合わせ、独自のサービスを競う「夏の陣」を始めました。

なぜ、夏至にソースかつ丼?

伊那ソースかつどん会・北原英之会長:
「豚肉はビタミンBの含有量が多いこともあるし、疲労に効くということで、暑いのでかつ丼を食べてスタミナをつけて、この夏を乗り切っていただこう」

ソースかつ丼は1年を通して出るメニューですが、暑さが増す「夏至」に食べて元気になってと、季節感を持たせるのが狙い。

夏バテに良いとされる「ビタミンB1」が豚肉に多いことをアピールします。「土用の丑の日」にウナギを食べるように定着させたい考えです。

(記者リポート)
「肉のうま味が口に広がってご飯がよく進みます。ボリュームもあって食べるたびに元気が湧き出てきます」

「夏の陣」のサービスは店ごとに工夫していて、こちらの店では通常よりも厚いヒレカツを使った「かつ丼御膳」を用意しました。

客:
「すごくボリュームがあり、ふわふわな感じです。すごくおいしかったです」
「ウナギ同様、カツを食べて元気になるということじゃないですかね」

伊那ソースかつどん会・北原英之会長:
「コロナがようやく落ち着いてきたところで、しっかりかつ丼食べて、スタミナつけて、夏を乗り切って町を盛り上げていけたら」

「夏至にはソースかつ丼を!」加盟店ではあと1週間ほど、値引きや小鉢のサービスなども行うということです。
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長野放送ニュース

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