
資料 南アルプスの鋸岳
南アルプスの鋸岳で登山者が滑落し、けがをして、長野県警のヘリコプターで救助されました。
遭難したのは、神奈川県横浜市の会社員の36歳男性です。
警察によりますと、8月1日午前10時半ごろ、本人から「バランスを崩して滑落した。自力で歩けない」と110番通報がありました。
男性は鋸岳山頂から三ツ頭方向に下山中、標高約2550メートル付近でバランスを崩して約3メートル滑落しました。
県警ヘリが出動し、午後1時10分ごろ、男性を救助しました。両肘を擦りむくなど軽傷とみられます。
男性は1日に1人で鋸岳に入山していました。
鋸岳は南アルプスの北端部にあり、その名の通り鋸の歯のようなぎざぎざの岩稜が特徴で、どっしりした大きい山の多い南アルプスでは異彩を放っています。
山頂からは近くの甲斐駒ヶ岳をはじめ360度の展望が楽しめますが、やせ尾根が続く上に地質がもろく常に転落・滑落の危険があるため、登る際には技術、経験、細心の注意が求められます。

