
工房で作られた生ハムを使った料理
長野県伊那市の宿泊施設だった建物が、生ハムの工房として生まれ変わり、6月29日、試食会が開かれました。運営する会社は、地域の活性化につなげたいとしています。
アスパラに巻いたり、ピザの上にもー。
使われているのは伊那市の工房で作られた「生ハム」です。
食べた人:
「おいしいです。普通の生ハムよりもあまりしょっぱくない感じ」
29日オープンした「生ハム工房」。建物は、4年前に閉鎖した市の宿泊施設「羽広荘」を活用しています。
工房を運営するのは、兵庫県のホテルリネンメーカー。
45年前の新婚旅行で食べた生ハムの味を日本で再現したいという服部茂和社長の夢を形にしました。
生ハム工房を営む・服部テキスタイル・服部茂和社長:
「塩辛さが薄い、ちょうど食べごろのハムを作りたい。45年の夢のスタートという意味では、感慨深い」
服部社長は、大学時代を伊那で過ごしていて、生ハム作りに適した気候でもあることから、伊那市で工房を開くことを決めたということです。
生ハムに使うのは、飯田市や喬木村など伊那谷で育った豚肉。
塩漬けにした後、1、2年ほど熟成させれば完成します。
29日は、地元住民や関係者を招いて2025年から仕込んだ「生ハム」の試食会が開かれました。
地元のそば店で勤務:
「おいしです。(これから)楽しみにしている。お互いに盛り上げていけたら」
豚肉の生産者:
「塩辛いのではなく、舌に乗せた瞬間にこだわりをすごく感じた。すごく刺激にもなるし、みんなを巻き込んで頑張りたいんだっていう思いをひしひしと感じる」
服部社長は、生ハムを伊那の特産の一つにして、地域の活性化につなげたいとしています。
生ハム工房を営む・服部テキスタイル・服部茂和社長:
「伊那の食品のブランドの力が上がって、そんなすてきなものを作るところを見に行きたいと、伊那の地を訪れてくれれば」
工房で作った生ハムは、2027年以降、都内のホテルなどに出荷する予定だということです。

