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飲食店でノロウイルス食中毒 10人が下痢、腹痛など症状 2人が入院 患者と調理従事者の便からノロウイルス検出 長野・岡谷市

提供:国立健康危機管理研究機構

長野県岡谷市の飲食店でノロウイルスによる食中毒が発生しました。患者は全員快方に向かっているということです。

3月19日午前9時半ごろ、医療機関から「飲食店を利用後に胃腸炎の症状を訴えた患者を診察した」と諏訪保健所(長野県)に連絡がありました。

保健所によりますと、岡谷市内の飲食店が3月14日に調理、提供した料理を食べた3つのグループの20代から60代の男女10人が翌日の正午ごろから下痢、嘔吐、発熱、腹痛などの症状を訴えました。

このうち6人が医療機関を受診し、2人が入院しましたが、全員快方に向かっているということです。

長野県環境保全研究所が検査した結果、患者と調理従事者の便からノロウイルスが検出したことなどから、保健所はこの飲食店で調理、提供した食事を原因とする食中毒と断定しました。

保健所は3月25日から27日まで3日間、飲食店に対し営業停止を命じました。なお、この飲食店は3月22日から営業を自粛しているということです。

【患者へ提供されたメニュー】
刺身(マグロ、サーモン、イカ)、揚げ物(ミニトマト、ちくわ、うずら玉子、鶏ささみ、はんぺん、レンコン、シイタケ)、鍋料理(野菜、鶏もも肉、うどんなど)、ムニエル(白身魚)、カニ味噌豆腐、ホタテとわかめの酢の物、梅茶漬けなど

■予防方法は

【ノロウイルスによる食中毒】長野県健康福祉部より

〈特徴〉
ノロウイルスによる食中毒は、主にノロウイルスに感染したヒトを介してウイルスに汚染された食品や、ノロウイルスが蓄積した二枚貝を「生」や「加熱不足」で食べることによって起こります。また、このウイルスの感染力は非常に強く、食品を介さなくてもヒトからヒトへ容易に感染します。

〈症状〉
1~2日の潜伏期間を経た後、下痢、嘔吐、吐き気、発熱などを起こします。かぜとよく似た症状がみられる場合もあります。通常は発症してから1~2日で症状は治まりますが、小さなお子さんやお年寄りは脱水症状を起こす可能性がありますので、おかしいなと思ったら早めに医療機関を受診してください。

〈予防方法〉
・外から帰った時、トイレの後、調理の前、食事の前には、石けんで手を十分に洗いましょう。
・トイレに入る際は、衣服を汚さないように上着を脱ぐか、袖口をまくりましょう。
・加熱して調理する料理は、中心部まで十分に加熱しましょう。
・まな板、包丁、ふきんなどはよく洗い、熱湯や塩素系漂白剤で殺菌して使いましょう。
・下痢、嘔吐、腹痛、発熱などの症状がある時は、調理に従事しないようにしましょう。
・患者の嘔吐物などを処理する時は、マスクを着用し、使い捨ての手袋を使って片付けた後、塩素剤で消毒を行い、汚染が広がらないよう十分に注意しましょう。
・発症者の便には多量のウイルスが含まれますが、症状が治まった後もしばらくの間はウイルスが排出されますので注意しましょう。

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長野放送ニュース

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