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「動かない人を発見」松本市の32歳女性が死亡 アイゼンやピッケルなど冬山装備は見当たらず軽装 北アルプス常念岳で遭難

資料 北アルプス常念岳

北アルプスの常念岳(2857m)で28日、倒れている女性を登山者が発見し、翌朝、警察のヘリが引き上げましたが、死亡が確認されました。

28日午後3時過ぎ、登山者が常念岳の近くで「動かない人を発見した」と警察に通報しました。

場所は山頂北側の常念乗越(2460m)と呼ばれる山小屋が建っている鞍部の周辺です。

29日午前9時前に岐阜県警のヘリが倒れていた女性を発見し引き上げましたが、その後、死亡が確認されました。

警察が身元の確認を進めた結果、死亡したのは長野県松本市の32歳の女性とわかりました。

単独で登っていたとみられますが、アイゼンやピッケルといったこの時期の冬山に必要な装備は見当たらず、軽装だったということです。

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長野放送ニュース