
認可書を受け取った左から西澤頭取と松下頭取
八十二銀行(長野市)と長野銀行(松本市)の合併が25日、正式に認可されました。年明けの1月1日に「八十二長野銀行」が誕生します。
長野市の財務省長野財務事務所で行われた交付式。
後藤健二関東財務局長から、八十二銀行の松下正樹頭取と長野銀行の西澤仁志頭取に金融庁からの合併の認可書などが渡されました。
国の認可が下りたことで、両行が合併した「八十二長野銀行」が1月1日に誕生することが正式に決まりました。
新銀行の頭取となる八十二銀行の松下正樹頭取:
「日本で一番成功した合併にしたいと意気込んでいます。それはお客様に、そう(日本一)だと言われて初めて実現すると思っています」
八十二長野銀行は資本金522億円、預金残高9兆5220億円、従業員数3957人(9月末の両行の単体合算ベース)の「一県一地銀」としてスタートします。
なお、合併に伴うシステム変更にともない八十二銀行は1月1日から4日まで、長野銀行は12月31日から1月4日まで、ATMや電子マネーへのチャージなど口座に関する全ての手続きが出来なくなります。
預金者は、年内に現金を引き出しておくなどの準備が必要となります。

