部活動の地域展開　生徒の「移動格差」解消のモデルに　学校と企業が連携　全国でも先進的な送迎サービス　安全確保と保護者の負担軽減　長野市で2026年2月スタートへ

部活動の「地域展開」で安全な移動を確保しようと長野県内で初めての送迎サービスが始まります。

長野日本大学学園が運営する地域クラブ活動で行うこのサービス。

車両は、自動車販売の長野トヨタが提供し、学園が契約した運転手が活動場所に送迎します。

通報機能付きのドライブレコーダーを載せていて、事故などの際は東京海上日動火災保険が迅速に対応します。

長野日本大学学園 添谷芳久理事長兼校長：
「午後3時台から４時台に学校が終わり、地域クラブに出ていくわけですが、その移動手段、交通インフラになります」

「地域展開」で活動の拠点が校外に移る中、課題となる移動手段を確保します。

現在、サッカー部など3つのクラブに長野市内10校以上の中学生が参加していて、2026年2月からの運行を目指します。