去年より11億円増加…県内の「電話でお金詐欺」「SNS型詐欺」の被害額は34億円余り　「12月は被害が増える傾向」長野県警が注意呼びかけ

長野県内では2025年「電話でお金詐欺」と「SNS型詐欺」の被害額が34億円余りとなっています。2024年の同じ時期より10億円以上多く、年末も注意が必要です。

県警によりますと、2025年1月から11月末までの被害は「電話でお金詐欺」が247件およそ16億円。

SNSで投資話などを持ち掛ける「SNS型投資・ロマンス詐欺」が151件18億円余り。2024年の同じ時期より合わせておよそ11億円多くなっています。

「電話でお金詐欺」ではニセの警察官をかたる詐欺が全被害額の7割を占めます。

全財産をだまし取る傾向があり、1件の平均被害額は1000万円を超えるということです。

12月は被害が増える傾向があり、警察は、「警察官が電話やSNSで現金の振り込みを指示することはない」などと注意を呼びかけています。