
完成した絵本「ぐるぐるめぐる野沢温泉のちいさな世界」
長野県 野沢温泉村で、村の良さを見つめなおし、子どもたちに伝えていこうという絵本がこのほど完成し19日、お披露目されました。
完成した絵本の名は「ぐるぐるめぐる野沢温泉のちいさな世界~100年後もつなぐあたたかな村の物語〜」です。
日々の清掃など、13ある外湯を住民が管理する「湯仲間」や、毎年1月に行われる勇壮な道祖神祭りなど、村の絆や伝統行事を取り上げています。
野沢温泉村の魅力を見つめ直し、子どもたちに知ってもらおうというプロジェクトで、グラフィックデザイナーの小杉幸一さんにも指導を仰ぎました。イラストや文字は村の小学生が書きました。
プロジェクトを主導した元野沢温泉観光協会長の河野健児さん:
「温泉が野沢温泉を訪れた人々の心を温めたように、この絵本も100年後も受け継がれるような存在になればいいと思います」
参加した児童:
「自分の絵が載っているとウキウキして楽しくなります」
絵本は1000部を作って村内の「おぼろ月夜の館」で税込4000円で販売するほか、英語版も製作する予定です。

