
最後の卒業生10人が旅立ち 中条中学校(長野市)
最後の卒業式です。生徒数の減少などで2025年度で閉校する長野市の中条中学校。最後の卒業生10人が旅立ちの日を迎え、64年の学校の歴史に幕を閉じました。
長野市の中条中学校で行われた卒業式。卒業生は10人。見送る在校生は3人です。
10人は、学校最後の卒業生です。
中条中・長谷川功校長:
「今年度は閉校を控え、最後の卒業生というプレッシャーもあったと思います。最上級生として下級生を優しくリードしてくれました」
1962(昭和37)年に旧中条村内の3つの中学校が合併してできた中条中学校。
ピーク時には生徒600人ほどが通学し、これまで約3200人を送り出してきました。
しかし、少子化の影響で生徒数は年々減少し、現在は13人に。
2025年度での閉校が決まりました。
最後の1年。心に残る思い出を―。
生徒たちは、夏祭りや体育祭など、地域住民が参加する行事に積極的に関わり、盛り上げてきました。
生徒の願いをかなえた「学校での打ち上げ花火」。
たくさんの思い出をつくってきました。
卒業生・小林奏一朗さん:
「私たちが過ごした中条中が閉校してしまうのは、とても悲しいですが、中条中で過ごした思い出は、私たちの心の中にずっと生き続けます」
卒業式に続いて行われた閉校式には、地域住民ら約60人が参加しました。
校歌も歌い納め―。
学校の旗を返納し、64年の歴史に幕を閉じました。
閉校宣言:
「中条中学校を閉校することを、ここに宣言します」
(4月からは川中島中、裾花中、信州新町中、小川中から選び通学)
住民は―。
第2回の卒業生:
「とても寂しいです。当時、私たちは200人近く同級生がいたから、時代の流れってそんなものかなって寂しくなりました。(中条中に対して)『ありがとう』しかないですね」
地域住民:
「地域から学校がなくなるというのは、とても寂しい思いです。(中条中はどんな存在?)ふるさとそのものです。本当によりどころです」
最後の卒業生となった10人。春からはそれぞれの道に進みます。
卒業生・酒井結芽さん:
「クラスみんな仲が良くて、かけがえのない日常を過ごした。みんなとの思い出を思い出しながら強く進んでいきたい」
卒業生・北沢陽輝さん:
「少人数だからこそ培ってきた仲とか、ここで学んだことを高校に生かして頑張っていきたい」
卒業生・大内希さん:
「それぞれ離れては違う道に進むけど、中条を大事に思いながら、みんなで最後は中条に貢献できたら」
中条中学校、閉校ー。

