
長野放送
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、群馬県太田市の「プリオホールディングス」が1月13日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けていたことが分かりました。
同社は、1996年3月に設立。群馬県内を中心に、栃木県、埼玉県、長野県、東京都内などで「プリオパレス」、「ヴィラ・デ・マリアージュ」といった名称の結婚式場を展開したほか、M&Aも行って事業を拡大、2014年8月期には年収入高約72億円を計上していました。 2018年以降は事業効率化を目的として、会社分割によりグループ会社を設立。グループ各社の食材・酒類、衣装などの仕入窓口としての機能と経営指導を行うホールディングス制に移行し、グループ全体としてのピーク時には約20か所の結婚式場、レストラン等を展開するに至っていました。
しかし、晩婚化や結婚式の多様化、競合の激化などで業績が低迷するなか、コロナ禍に伴い挙式の中止や延期が相次ぎ、業績は大きく後退。先行投資に伴う金融債務も重荷となるなど厳しい経営を余儀なくされ、中小企業活性化協議会の支援を受けつつ、不採算店舗の閉鎖や、店舗の売却などで経営再建を図っていましたが、2025年8月期の年収入高は約9億4600万円に落ちこんでいました。店舗数も数店舗のみとなり、先行きの見通しも立たないことから、事業の継続を断念したということです。
負債は、約41億円だということです。
なお、同社のほか関係会社5社も同様に自己破産を申請しているということです。

